アレルギー性鼻炎治療の鼻噴霧ステロイド薬について

2021年1月20日

スギ花粉の季節が近づいてきています。毎年、治療に満足されている方や満足されていない方など様々かと思います。

治療に関しては抗ヒスタミン薬などの飲み薬が中心にです。今回は鼻噴霧ステロイド薬(点鼻薬)についてお話します。

患者さんからは、前回処方された鼻噴霧ステロイド薬(点鼻薬)はあまり使っておらず残っているので飲み薬だけ処方して欲しいです。点鼻薬の刺激が嫌で使用していませんなどの言葉をよく耳にします。

鼻噴霧ステロイド薬(点鼻薬)の特徴は、鼻アレルギー診療ガイドライン2020では

1)効果は強い

2)効果発現は約1~2日

3)副作用は少ない

4)鼻アレルギーの3症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)に等しく効果がある

5)眼症状にも効果がある

と記載されています。

鼻噴霧ステロイド薬(点鼻薬)の刺激が嫌いな患者さんには刺激が少ない粉タイプもあります。

過去の治療で満足が得られておらず、今までに鼻噴霧ステロイド薬(点鼻薬)をあまり使用してこなかった患者さんは内服と鼻噴霧ステロイド薬(点鼻薬)の併用を試してみる価値はあると思います。また鼻噴霧ステロイド薬(点鼻薬)のみで症状が落ち着く患者さんもいると思います。

患者さんそれぞれが自分にあった治療法を見つけることで毎年苦しんでいた花粉の季節を乗り切ることができればと考えています。

イヤホンやヘッドホンの使用による音楽鑑賞について

2021年1月2日

イヤホンやヘッドホンを使用しての音楽鑑賞を行う機会は多いと思われます。

携帯できる音楽端末の普及に伴い、多くの人があらゆる場所で、長時間、好きな音楽を聴くことが可能になっています。また若い方は普段から大音量を好んでいる人も多いと思われます。長時間、大きな音での音楽鑑賞により難聴が引き起こされる可能性があります。電車などの騒音が大きい場所では知らない間にボリュームを上げていることがあります。音量を上げないためにノイズキャンセリング効果のあるイヤホンやヘッドホンの使用も耳の保護には有効です。

職業性の騒音性難聴は会社による騒音対策が必要になりますが、音楽鑑賞などの非職業性の騒音性難聴は聴覚を守るために本人の対策が必要になります。

世界で11億人の若者が携帯端末などによって安全でないレベルの音に曝露されているとして、WHOは2015年に“Make Listening Safe”というキャンペーンを立ち上げました。

音による難聴を予防することは可能であり、今まで気にしていなかった音量調節や聞いている時間を見直してはいかがでしょうか。

水泳とアレルギー性鼻炎

2020年12月13日

以前のブログでも書いていますが、2019年のアレルギー性鼻炎有病率は49.3%であり、国民の二人に一人がアレルギー性鼻炎患者であると言えます。内訳で5~9歳、10歳台のスギ花粉症の増加が著しいとの結果でした。

スポーツ習慣のある割合は成人では男女ともに70歳台以上が最も高く男性が45.8%女性が37.5%です。小児では男子では中1が78.1%女子では小4の61.0%となっています。10歳台が最もスポーツを行っています。スポーツの種類では幼児・学童期において最も行われているスポーツは水泳であります。

今回は水泳とアレルギー性鼻炎について書いてみたいと思います。水泳による鼻症状の悪化因子としてプール内外の温度差、塩素系消毒剤および化合物、プール水の浸透圧などが挙げられます。プール内外の温度差は特に冬が大きいため、外に出る前にマスクやマフラーなどで口元を覆うことは温度差を小さくするのには有効と言われています。水泳によって生じる鼻閉は水泳後9時間持続したとの報告があります。水泳後の持続する鼻閉に対しては自覚症状のみでなく鼻の中の所見に応じて適切な治療をおこなっていく必要があります。また水泳は副鼻腔炎の発症にも注意が必要であるとの報告もあります。

持久力を得るために水泳は最適なスポーツの一つです。そのメリットを生かすためにデメリットを最小限にしていくことは必要と思われます。

 

 

はやぶさ2

2020年12月3日

地球からおよそ3億キロ離れた小惑星“リュウグウ”内部の岩石の採取に成功した日本の探査機“はやぶさ2”はご存じの方も多いと思います。

その岩石が入っているカプセルが12月6日にオーストラリアの砂漠に落下されるようです。その岩石から色々な解析がすすめば生命の起源に迫るヒントが含まれているかもしれません。

“はやぶさ2”はこのカプセルの切り離しに成功すれば、その次のミッションはおよさ100億キロ離れた直径30mほどの小惑星に約11年もかけてに向かうようです。

気の遠くなるような壮大な計画には色々な困難もあると思います。JAXAやそれに関わる方々によって是非成功してほしいものです。

 

羽毛布団

2020年11月29日

寒い季節になってきました。

久しぶりのジャックです。

羽毛布団にくるまっているジャックです。

 

ジャックが羽毛布団から出て残った穴です。

もうすぐボサボサの毛をカットする予定です。