花粉症状でていませんか

2024年2月21日

2月20日から鼻炎症状や目のかゆみ、のどのかゆみなどの症状の悪化はありませんでしたか。

当院での花粉飛散数計測において、20日朝から21日朝までの24時間の花粉飛散数は1㎠あたり152個と急激に増えました。

症状がさらに悪化する前に治療開始してみてはいかがでしょうか。

 

「H3」ロケット打ち上げ成功

2024年2月18日

「H3」ロケット2号機の打ち上げが2月17日成功しました。

昨年の「H3」ロケット1号機の打ち上げ失敗もあり、打ち上げ成功が確認されると関係者の抱き合う姿や涙ぐむ姿が放映されました。関係者のみでなく宇宙ファンの喜びも計り知れないものであったと思います。

打ち上げ失敗の原因究明をおこない分析するだけでなく、同じ失敗を再現する実験もおこなわれていたようです。打ち上げ成功の裏側で自分たちにはみえてこない努力があったことにも感動します。

昨年、世界でのロケット打ち上げ成功は212回もあったようです。トップはアメリカの108回、次いで中国68回、ロシア19回、インド7回、フランス3回、日本は2回であったようです。世界の進歩には驚きです。

スギ花粉の飛散数が増えてきています。鼻炎症状や目のかゆみなどを自覚している方も増えていると思います。症状が悪化する前からの治療開始を考えてみてはいかがでしょう。

これからの花粉症の季節はマスクをしての外出をおすすめましす。目の症状が強くなる方はひさしのある帽子をかぶるだけでも目に入る花粉が減少します。お気に入りの帽子をかぶっての外出はいかがでしょうか。

 

花粉対策を

2024年1月29日

花粉症の季節が近づいています。

当院での花粉測定ではハンノキ花粉が確認されています。スギ花粉は確認されていません。

花粉症に対する治療の開始も考えてみてください。

愛知県大村知事もコロナ第10波に関して報告されていました。花粉対策だけではなく、花粉症でない方もコロナ対策としてマスク装用を心がけてみてはいかがでしょうか。

 

帯状疱疹ワクチン

2024年1月4日

新年あけましておめでとうございます。

帯状疱疹は聞いたことがある病気のひとつであると思います。耳鼻咽喉科領域でも耳周囲や耳の中、顔面、口やのどに帯状疱疹ができます。帯状疱疹と関連して顔面神経麻痺や難聴・めまい、飲み込みにくさや声がれしゃっくりなどをきたすこともあるため耳鼻咽喉科としても注意が必要な病気です。

帯状疱疹はワクチンにより帯状疱疹発症率の抑制や合併症である帯状疱疹後神経痛の軽減が期待されます。60歳以上での発症率が高く、さらに進んでいく高齢化社会において帯状疱疹について考えてみてはいかがでしょうか。

 

新型コロナウイルス感染症による咽頭痛

2023年9月10日

2023年の5月から新型コロナウイルス感染症の位置づけが「2類相当」から「5類相当」に移行しています。

2020年1月ごろから2021年11月ごろまではデルタ株が中心で2021年12月以降は急速にオミクロン株に置き換わっていきました。

2020年11月までの流行初期における日本耳鼻咽喉科医会の調査では、口腔・咽頭所見上では、扁桃異常なしが85%、発赤が12%、咽喉頭所見上では、57%が異常なし、37%が発赤と軽微な所見が主体でした。

オミクロン株への移行とともに、全身症状や下気道症状(肺や気管支など)は減少し、咽頭痛や嗄声、咳などの上気道症状が急増しました。それとともに呼吸困難や窒息の可能性がある急性喉頭蓋炎、喉頭浮腫、急性声門下喉頭炎が急増したため、2021年3月2日には日本耳鼻咽喉科学会より「新型コロナウイルス感染症(オミクロン株)による上気道狭窄への注意喚起」がホームページ上に公開されました。

小児救急の領域でもオミクロン株の流行によりクループが急増していることが報告されています。

新型コロナウイルス感染症が再び流行しています。インフルエンザも確認されます。人混みでのマスク(熱中症には注意してください)、手洗いなど今まで当たり前にようにやってきたことを思い出してみてはいかがでしょうか。マスク、手洗いは新型コロナウイルス感染症以外の感染症にも有効です。