2026年2月

花粉症について

2026年2月12日

1月末ごろから鼻や目の症状が出現し受診される患者さんが散見されています。

当院調べのため参考程度ですが、2月11日までにスギ花粉は確認されていません。しかし今週末の天気予報では気温上昇が予想されており、スギ花粉の飛散も本格化する可能性があります。(ハンノキ花粉は少量ですが飛散しています。)昨年は2月末まで寒かったことを覚えていますか?そのためスギ花粉の本格的な飛散は3月に入ってからでした。

スギ花粉の本格的な飛散に備えて花粉の回避や薬物治療を開始するには良い時期が近づいているかもしれません。

スギ花粉症の治療として皆さんがよくおこなっている内服薬+点鼻薬での標準的な治療における治療満足度を評価した報告があります。その報告では、重症や最重症の人でも治療効果が期待されます。しかし鼻炎症状や目の症状が強く出現してからでは薬物治療の効果が得られにくいかもしれません。また薬の効果を十分に得るためには、症状が強い日のみだけでなく継続した治療が必要と思われます。

薬物治療だけでなく、花粉の回避も重要です。

  • 花粉情報に注意してください。
  • 花粉飛散の多い日の外出を控え、外出時のマスクやメガネの使用をおすすめします。
  • 表面の毛羽だった衣服の使用は避けるよう心がけてください。
  • 帰宅時、衣服や髪をよく払ってから入室してください。
  • 飛散の多い時の布団や洗濯物の外干しは避けるようにしてください。

花粉の回避をしっかりおこなうことが難しいときも多々あります。薬物治療に頼るだけでなく花粉の回避もおこないながらつらい鼻炎症状や目の症状を少しでもやわらげていくことがよいと思われます。

インフルエンザB型が流行しています。インフルエンザによる鼻炎症状に、花粉症の鼻炎症状が加わると、多量の鼻水や強い鼻づまりで苦しむことがあります。インフルエンザ感染後の副鼻腔炎や中耳炎の発症にも注意が必要です。忘れがちになっているマスクの着用や手洗いを心掛けてみてはいかがでしょうか。