宇宙兄弟

2022年1月4日

あけましておめでとうございます。

年末年始はどのように過ごしたでしょうか。

自分は宇宙兄弟の40巻を読んでいました。

日々人とムッタは月で会えるのでしょうか。小さな頃から抱き続けた夢が叶うのでしょうか。月からの脱出を無事終えることができるのでしょうか。

民間人も宇宙旅行ができる時代に突入しました。

宇宙は危険が多く、いまだ謎だらけであり宇宙飛行士の役割は非常に大切です。

ジャックは自分の膝の上でのんびり丸まっています。

折り紙

2021年12月24日

今日はクリスマスイブです。

家庭でケーキを食べたり、サンタさんからのプレゼントを心待ちにしているお子さんも多いと思います。

当院では開院時から手作りの折り紙を折っています。

忙しいと折り紙を折ることができないこともしばしばあります。

ネブライザーの横に手作りの星、駒があります。

よろしければ持って行ってください。

 

 

 

ワクチンと急性中耳炎

2021年11月14日

急性中耳炎の主な起炎菌は肺炎球菌とインフルエンザ菌(インフルエンザウイルスではありません)です。

乳幼児の上咽頭に肺炎球菌やインフルエンザ菌がコロニー形成することが知られています。それだけで感染症が発症するわけではなく、ウイルス性上気道炎を契機に急性中耳炎などが発症します。

集団保育の環境では頻繁にウイルス性上気道炎の流行がみられます。そのためウイルス感染症に続発する上気道細菌(肺炎球菌やインフルエンザ菌など)感染症が多発してきます。

乳幼児の上気道感染症の多くがウイルスが原因であるためその時点では抗菌薬の治療効果は認めません。ただしウイルス感染症に続発して発症した細菌性の急性中耳炎などでは抗菌薬治療が必要になります。重症度に応じた適切な抗菌薬の使用が求められます。

急性中耳炎の主な起炎菌は最初にも書いた肺炎球菌とインフルエンザ菌です。肺炎球菌ワクチンは急性中耳炎の予防効果が認められています。肺炎球菌ワクチンを接種された小児は、対象群と比較して急性中耳炎エピソードが6%、肺炎球菌による中耳炎エピソードが34%、ワクチン血清型によるエピソードが57%少なくなったとの報告があります。

b型インフルエンザ菌(Hib)ワクチンの中耳炎予防効果はないと言われています。(Hibにより小児侵襲性インフルエンザ菌感染症は激減しています)

急性中耳炎が先行するウイルス感染症(インフルエンザウイルスも含まれます)に続発して発症することから、インフルエンザウイルス・ワクチンは急性中耳炎発症予防が期待されます。インフルエンザウイルス・ワクチンは、インフルエンザ流行期の急性中耳炎発症を30~55%減少させたとの報告もあります。

ワクチンは、耳鼻咽喉科領域の代表的な疾患である急性中耳炎の発症予防として様々な有効性を認めています。

新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの効果は皆さんが経験されたと思います。改めてワクチンの重要性を考えてみてはいかがでしょうか。

 

動揺病(乗り物酔い)

2021年10月14日

動揺病(乗り物酔い)は、車や船などの乗り物の動揺により発症し、嘔気・嘔吐・顔面蒼白・冷や汗などをきたします。視覚情報(目からの情報)、前庭情報(耳からの情報)、深部知覚情報(筋肉や腱などからの情報)が脳内で統合されて自分と周囲の位置関係の認識である空間識が形成されています。乗り物などの動いている環境で空間識が混乱すると動揺病(乗り物酔い)が発症します。

10歳ごろは動揺病(乗り物酔い)を発症しやすい年齢であり、小中学校の児童や生徒の約40%が乗り物に酔いやすいとの報告もあります。

予防として、乗り物で頭を動かすと発症しやすいため、ヘッドレストに頭をつけるようにする、本やスマホは見ないようにして、目を閉じるもしくは遠くを眺めるようにしてください。前日は睡眠不足にならないように心がけてください。内服薬として第1世代の抗ヒスタミン薬が動揺病(乗り物酔い)予防に効果があります。

動揺病(乗り物酔い)が発症し、吐きそうな時は我慢するより吐いてしまった方が楽になることが多いです。

新型コロナウイルス感染症が減少してきています。外出の機会が増えたり、修学旅行もあるかと思います。動揺病(乗り物酔い)対策をして楽しんでください。

今までの感染症対策も続けてください。

医院の清掃

2021年9月30日

今日は医院を業者さんに清掃してもらいました。

待合室です。

診察室です。

ワックスがけもしてもらいピカピカになりました🤗

いつもは診察終了後にスタッフが汚れた床をキレイに拭いてくれます。

疲れた体に最後の床ふきはしんどいと思います。

感謝です。